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予報・富士山



  < 第2戦目 >

大会名

第10回
FAIパラグライディング世界選手権

開催国
オーストラリア

エリア
マニラ

期間
2月24日〜3月9日

< 成績 >
総合 79位(149名中)
女子 8位

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< 参戦記 >

日本からは、選手としては男子2名(若山朋晴・上山太郎)女子1名(平木啓子)、そしてチームリーダーの岡さん、サポートのドレミちゃんと共にマニラに乗り込みました。
今回は私にとって日本代表として参加する2度目の世界選手権です。
2年前の私は、まだ海外での競技活動を始めたばかりで、ラッキーがあれば表彰台も夢じゃないといった程度の意識で参加したのですが、今回は、その後の2年間でワールドカップや各国の選手権に参戦し、それなりの成績を納め自信を付けていましたので、優勝という大きな目標を持っていました。
またここマニラは、フラットランドでのクロスカントリーのメッカで、過去には300Kmを越えるフライトも記録されております。
その地でどんなフライトができるのかと、期待に胸を膨らませて参加しました。
練習日・オープニングセレモニーの日と、コンディションは絶好調でした。
この大会の前に行われておりました、オープンディスタンスの大会でも200Kmを越えるフライトができたそうです。
ところが、大会が始まると同時に、雨・強風・弱い日照と、大会を行うには厳しいコンディションの日が続き、3日に1回競技ができるかできないかといった日々が続きました。
本来のマニラでは考えられないような50〜60Kmのショートタスク、そしてサーマルは非常に弱く、この短いタスクですら、なかなかゴールができませんでした。
我が日本チームも苦戦を重ね、最後まで満足のいく飛びができないまま終了致しました。
私も自分の持ち味を出し切れないまま、不甲斐ない成績で終わってしまいました。
しかし、上手いパイロットはどんな条件であろうと勝ち上がります。
これが今の自分の実力だと認識し、2年後のメキシコでの世界選手権を目指して、更に自分を高めていこうと決意しました。