< 参戦記 >
スペイン北部、カステフォンに続く山並みの北端に位置する、非常に小さな町、エイジャーでワールドカップの第2戦が行われました。
前回のワールドカップで1位であったことで自信を付けていた私は、今回は常に攻めのスタイルで飛ぶことを心掛けました。
今乗っているグライダーは、サイズが小さめで、浮きが他と比べて若干悪いものの、スピードでは男子に引けをとらずに飛ぶことができます。
そこで、一般的な女子の飛び方、キープハイで慎重にゆっくり飛ぶをやめ、アクセルをフルに使って、移動中は常に集団の前方に位置するようにし、また、高く上げきるまでサーマルにステイするよりは、低い内からでも遅れないよう走りだすことを選んで飛びました。
結果は惨敗です。
今までのワールドカップの中で最悪の結果となってしまいました。
ただ突っ込むだけではいい結果は出せない、でも慎重に飛ぶだけでは女子のトップには立てません。
自分のスタイルに迷いがでてきた大会となりました。
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