日本薬剤師会

JPALS(日本薬剤師会生涯学習支援システム)は、実践記録(ポートフォリオ)とe-ラーニングの2つのシステムで構成されています。ポートフォリオに学習内容を記録する過程で、「薬剤師に求められるプロフェッショナルスタンダード」(PS)という到達目標を指針とし、整理しながら計画的に生涯学習を進めるというのが、JPALS構築の趣旨です。記録する内容は、研修会等への参加、職場での勉強会、書籍やインターネットで調べたこと、e-ラーニングの視聴など、薬剤師としての学習であれば、手段も内容も問いません。
クリニカルラダー(CL)という段階制のステップアップの仕組みによりレベル1~6までが設定されており(CLレベル1:新人薬剤師程度,CLレベル5:管理薬剤師程度)「年間6本以上の実践記録提出」を基本の条件とし、Webテストに合格することで、CLレベル5まで順次レベルを進めます。
2018年2月2日、JPALSは薬剤師認定制度認証機構(CPC)の認証を取得し、認定薬剤師制度に移行しました。2018年4月以降にCLレベル5以上となった場合「JPALS認定薬剤師」と認定されるようになります。これは日本研修センターの研修認定薬剤師と同列の認定として扱われるものです。
仕事の時間や家の事情などで、なかなか夜の研修会に参加できず、日本薬剤師研修センターの研修シールが集められない人でも、学んだことをレポートにまとめて提出し、Webテストに合格してCLを5まで上げていけば、JPALS認定薬剤師を取得することができます。

JPALS認定薬剤師

渡邉 啓子

2023年 第56回 日本薬剤師会学術大会

・「調剤薬局におけるリフィル処方箋の受付状況と薬剤師の介入調査」ポスター発表(山岡勇也)

優秀賞を頂きました。

2021年 第54回 日本薬剤師会学術大会

・「調剤薬局における「月経前症候群(PMS)」相談事例分析~薬剤使用期間中の患者フォローアップ取り組み例も含め~」eポスター発表(鈴木理恵)

優秀賞を頂きました。