慢性で、主に呼吸器系の臓器に感染が拡大します。
せき、たん、微熱(高熱もあります)、食欲低下、体重が減るなどがあります。
症状がわかりにくいので、かかった人が病気と気づかなかったり、病院を受診しても診断されるまでに時間がかかることがあります。咳や痰が長引いている場合には呼吸器科医の診察をおすすめします。
痰の検査を行い、菌を検出します。また胸部レントゲンやCTにて肺炎があるか、その形態を確認します。インターフェロンガンマという特殊な項目を必要とするような隠れた結核感染症もあります。
主な治療は結核や抗酸菌に合わせて抗菌薬を3-4剤使用します。当院では副作用に注意して観察を行いながら、長期に治療を行うことができるようお手伝いをします。