健康な方の血圧は120/80mmHgくらいですが、140/90mmHgで一般的にいう上(収縮期圧)、下(拡張期圧)のいずれかが上回っていることを高血圧といいます。
高血圧の初期には症状がないことが多く、気づきにくいです。
静かに病態が進むため、脳出血や脳梗塞、心筋梗塞、心不全、腎不全など、全身の血管疾患を起こす可能性があります。
食事の管理、運動などの指導を行いつつ、その方の生活にあった血圧を下げる方法をご提案します。
血圧を下げる薬は近年増えていますので、相性が合うか上手に把握して治療を行います。
明らかな増悪等の場合には循環器内科や腎臓内科、内分泌内科といった、血圧に関わる診療科へご紹介します。