関節リウマチ
関節リウマチは免疫の異常により関節が痛んだり腫れたりする全身性炎症性疾患です。
関節は手足の指や手首などの比較的小さな関節におこり、次第に両側性となり全身に広がります。
進行すると関節が破壊され、変形したり、歩行困難となり日常生活が制限され仕事ができなくなります。
またまれに肺や心臓など内蔵に出ることがあります。
朝のこわばりを伴うことも特徴です。
原因は不明で今までは女性ホルモンやウイルス感染などが疑われておりましたが、最近の研究ではたばこが最も関与していると考えられております。
診断は血液検査、尿検査、レントゲンなどを総合して行います。
治療はMTX(メトトレキサート)という内服薬が第一選択となり、この薬が使用できる場合はこれを少量から開始し増量します。
使用できない場合は他の内服薬を使います。
それでも病気の勢いを抑えられないときは生物学的製剤という注射薬を使用します。
現在関節リウマチの関節破壊は発症してから2年以内に急激に進むことが分かっており、早期発見、早期治療が最も大切です。
関節リウマチの診断は専門医でなければ難しいため、心配であればできるだけ早くリウマチ専門クリニックを受診することをお勧めします。
当院ではリウマチ・膠原病治療歴26年、2000例以上のリウマチ患者さんの治療経験がある院長の診察にて、大学病院レベルの高度な治療が可能です。
(詳細につきましては当院の3大特徴を参照いただけましたら幸いです)。
関節が痛くて関節リウマチが心配な方は、お気軽に電話にてお問い合わせください。