☔ジメジメと鬱陶しい日々が続き、早い梅雨明けを望むものですが、いかがお過ごしでしょうか?😃

🍵風炉(ふろ:5~10月の茶道の稽古)この時期ならではの風流な点前に「葉蓋の点前」というものがありますのでご紹介します😊

水指(みずさし:釜や茶碗に水を入れる為の入れ物)の蓋として、🌿木の葉を用いる点前で「涼を楽しむ」という趣向です🎋

毒があったり悪臭や汁気の出る葉は用いません。使用する葉は梶、桐、蓮、蕗などです。葉をよく洗いよく濡らして水指に乗せます。(途中の点前は省略)

茶碗に抹茶を入れお湯を入れる前に、葉蓋用の葉を手に取り、三つか四つに小さく折りたたみ、茎の端を葉に差し込んで止め、建水(けんすい:茶碗を温める際のお湯を捨てる入れ物)の中に入れます。その後、薄茶を点(た)てます🍵

一度使用したらそのまま破棄してしまうので、なんとも勿体ないのですが、客としては葉の緑が用意されているだけで清々しい気持ちになり、涼を感じる一時です😆

通念通して行うお稽古の他に、このように四季折々その時期にしか出来ない点前もあり、感慨深いものです。これから暑い夏がやってきますので、熱中症予防に努め頑張って乗りきっていきましょう👊😆🎵(お稽古中の写真は撮れないので書籍からの写真で失礼します✨ちなみに梶の葉です🌿)