こんばんは。東京2020オリンピックが一年延期となり、今年開催されるかどうかも不確かな状態ではあり、色々考えてしまう方も多いのではないでしょうか?
 私もその一人です。実は小学校一年生の時の将来の夢がオリンピック選手でした。当時オリンピックをテレビで観て(どこでの開催であったかは敢えて伏せます・笑)子どもなりに感動したことを覚えています。何か運動に取り組んでいたわけではありません!しかし、小学生ながらにオリンピックがとてもまぶしくて世界中の人が集まってスポーツをすることにすごく感動し、開会式を何度も何度もビデオで観ていました。結局入場行進に出たかっただけだった気がします・笑。  昨年自粛期間中に子どもとオンラインでワークショップに参加したのですが、そのテーマがオリンピックを作った方のお話でした。その人はピエール・ド・クーベルタン男爵という方で、オリンピックの父と言われているようです。私は全く知りませんでした。彼が生まれた当時は敗戦ムードで国もどんよりとしており、教育を充実させることでその雰囲気を変えたいと思ったようです。その手段としてスポーツがあり、その先に国際交流や平和が見えていたのではないかとのことです。新しいことを始めるのはすごく大変です。でも常にその先のことを見据えて行動に移すことの楽しさをクーベルタンさんを通してワークショップで学びました。子どもにとってもいい体験でした!  世界にはオリンピックを楽しめるような境遇にない人もたくさんいます。国の政治的なしがらみも見え隠れします。今回もどうなるのか分からないような状況ですが、開催の有無に関わらず、元々の理念はどんな形であれ大切に受け継ぐことができればいいな、なんてふと思いました。  寒暖差が激しく体調管理も難しい日がもうしばらく続きそうですが、少しずつ春も見えてきています。お身体には充分お気を付けてください。