藤枝に引っ越して1~2年した頃、子供会の行事で藤枝陶芸センターに行く機会がありました😃
渡される粘土の量が決まっているのと、初心者に作れる物はだいたいこんなところと説明を受け(笑)見本が並んでいて、ご飯茶碗や湯飲み、お皿などでした。茶道をしていたので、抹茶茶碗を作ろうと思いました。🍵初心者は轆轤(ロクロ)は使わず、手捏ね(てごね:手とヘラで成形する手法)で作るので、濃茶でよく使われる楽茶碗の作り方と一緒で、黒楽茶碗を作る事にしました😊
陶芸の指導をして下さった先生に「制作時よりも2割小さくなるので大きめに作っておきましょう。」と言われたので、せっせと粘土をこねて、伸ばして伸ばして❗ヘラをお借りして成形して❗乾燥、焼成はセンターでやって下さるとの事で、高台も作り裏に日付けと名前、釉薬の記号を入れました😃後は出来上りを待つばかりで、後日頂ける事になり楽しみに待っていました✨
後日受け取りにいくと、、、😱
「ち、小さい❗」直径10㎝ほどの黒い茶碗がそこにありました😨私が思ったよりも、もっと大きく作っておかなければいけなかったのです😢
陶芸センターの先生は「思ったよりも小さいけれど、割れもなくしっかり出来ていて、前の色の変化も面白い😁よく出来ていますよ。」と言って下さいました✨ヘラで成形した際に出来た傷のようなところが溶変して、さながら長次郎(楽茶碗の有名な方です)の五月雨写しのようです(それは言い過ぎですが(笑)
抹茶を点てた事はなく、生タマゴや薬味入れになっていますが、実は気がつけば20年近く我が家の食卓で活躍してくれています(笑)見る毎に本当にぎゅっと小さいなぁと思いますが、洗剤で洗っても風合いは変わらず、愛着があり大切に使っていきたいと思います😊