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予報・富士山



  < 第4戦目 >

大会名

ワールドカップ
ヨーロッパラウンド
第2戦

開催国
フランス

エリア
アネシー

期間
6月13日〜6月20日

< 成績 >
総合 70位 (114人中)
女子 2位 (13人中)



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【概  要】
私のヨーロッパでのフライトの原点は、ここアネシーにあると思っています。
海外で競技を始めた2004年、2ヶ月間この近辺を飛び回り、さまざまなことを学びました。
また、日本からここに移住してきたアクロの聖子ちゃんや沢山のフランス人の友達がこの近郊に住んでおり、自分的には、アネシーは地元感覚です。
そんなエリアなので、是非ともいい飛びをしていい成績を残したい、と勇んで大会に臨みました。
アネシーは、すごく広い範囲で色んなパターンでタスクが組める、非常にビッグなエリアです。
サーマルも豊富で、夜の8時近くなってもまだ尚飛ぶことができたりしますので、タスク終了時間を気にせず長いタスクを組むこともできます。
ところがこの大会期間中は、天候に恵まれず、裏風・雨・サンダーストームとオーガナイザーを悩ませ続けました。
彼らの尽力で、なんとかショートタスクが2本成立しましたが、アネシーらしいタスクを飛ぶことはできませんでした。
今回の私は、この大会用にとアクシスより新しいグライダーを提供してもらいました。
しかしグライダーを受け取ったのが、大会前日であり、まったく練習することなく本番を迎えました。
どんな挙動をするのか大変不安でしたが、お天気がいまひとつであったことが幸いして、穏やかなコンディションでリスクの高いコースのない、
初おろしにはうってつけの中で飛ぶことができました。
またグライダーの仕上がりは、以前のそれに比べると格段にすばらしく、ストレスなく大会を終えることができ、女子2位の好成績を収めることができました。
女子1位は世界選手権でも負けた、フランスのエリザ。彼女は正真正銘のアネシーに住む地元パイロットでした。
やはり強し。
ところで女子3位は、 アクロ出身の福岡聖子ちゃん。
クロスカントリーの大会初参戦ながら、さすがのグライダーコントロールと彼女にとってもここアネシーは地元、
その土地勘を使って、みごと上位に食い込んできたのでした。
上手な女子が増えるということは、それだけ入賞への道が厳しくなりますが、
ライバルがたくさんいることで、競ったり教えあったりと自分もどんどん上手になっていけると思っています。
またクロスカントリーの競技界が華やかになって、とても喜ばしいことだと感じています。
これからも競技界にどんどんと女子が増えてくれることを期待します。