|
|
<
第9戦目 > |
【概 要】
モスクワの周りには山が無く、ほとんどのロシア人パイロットがトーイングでパラグライダーを楽しんでいると聞いています。
そのせいか、ロシア選手権は、毎年自国ではなくよその国で開催されています。
今年は、ワールドカップのスーパーファイナルが開かれるこのデニズリで行われました。
今年の自分は不調に悩んでおりまして、なんとかスーパーファイナル前にスランプから脱したいと思い、もがきながら飛び続けた大会でした。
辛うじて女子1位を取ることができましたが、まだまだ立ち直るきっかけは掴むことはできませんでした。
ワールドカップでは昨年度のディフェンディングチャンピオンですので、
もちろん優勝を狙いたいところだったのですが、今年の状態はあまりよくありませんでした。
精神的には大きなスランプでしたし、道具面では提供されていた新しいグライダーとの相性が悪く、旧モデルのグライダーで飛ぶことに決めていました。
振り返ってみると、道具的に劣っているという考えが、自分で逃げ道を作ってしまい、悪いほうに悪いほうに流れていってしまったように感じます。
そんな中、同じように旧モデルのグライダーで参戦したぺトラは、見事優勝を勝ち取っていました。
彼女は一度出産で競技を引退したのですが、子供がそこそこ成長したのでコンペシーンに戻ってきたのです。
今回の大会は、今までとはまた違った貴重な経験ができた大会となりました。
自分の弱さに目を背けることなく、この経験を生かしてまた来年がんばりたいと思います。
 |
|
|
 |
 |
|